アウトプットを意識して

英語勉強にはインプット(聞く、読む)とアウトプット(話す、書く)があります。あたり前ですが、まずはインプット。聞けて読めなければなりません。それはそうなのですが、従来の学習法はここで思考停止というか、聞けて読めれば、「はい、終わり」でした。だから、何年勉強しても「話せない、書けない」学生が大量生産されてきてしまいました。

じゃ「話せりゃいいんでしょう」ということで、読み書きの下支えのないその場限りの会話らしきものをやってみたところで、実はなんの実力にもなりません。"You and I dinner, OK?" と言えば通じてしまうでしょうが、通じたところでこれに私は何の意味もないと思っています。

英語はまずインプットから始めなければなりませんが、そこで終わらず、常にアウトプットを意識してインプットを勉強するというのが正しいと私は思っています。英文を聞く、設問に答える。で、そこで終わらず音読練習して、最後にその英文を自分がゼロからどこまで再現できるかやってみる。読解問題をやる、設問に答える。で、そこで終わらずその英文の一段落でいいから、自分でゼロからどこまで書き出せるかやってみる。手間暇がかかりますが、ここまでやって初めて4技能をそろえることができるのです。

英検問題にもレターを書く問題が入りました。大学入試に英作文を出す大学も多くあります。ご存知のようにTEAPではスピーキングが課されます。常日ごろからアウトプットを意識してインプットを学習しなければ、話すも書くも急にはできないのです。

私のところでは今日から9月のレッスン開始です。

小6生は自分の事、自分の意見を言った後、それを書き出させるレッスンです。

中2生は1学期の重要文の暗唱と記述からスタートです。ぜひとも頑張ってもらいたいと思っています!!