聞こえる耳
Cambridge CELTAのTeaching Practice で、カナダ人の同僚と一緒に、
ブラジル人のグループに英語を教えました。
ブラジル人学習者と日本人学習者の決定的な違いは、
ブラジル人はカナダ人講師の英語がほぼ聞けているという点。
同じレベル日本人学習者なら、まず、ネイティブ講師の言っていることが
ほぼわからないはず。
日本人学習者は、聞こえない闇の中で、ブラジル人学習者の2倍も、3倍も学習してきたはずです。
英語学習は聞こえないと、学習効率がとても悪くなります。
「聞いて覚える」方が圧倒的に速いのです。でも、聞こえなければ、「聞いて覚える」ということ自体が
できません。
ですから、英語学習には「聞こえる耳」を育てることが一番大事。
「聞けこえる耳」は、良い発音につながるだけではなく、学習量が膨大になる中3,高校以降に
圧倒的な強さを発揮します
読むより聞く方が速いので、聞いてわかることができれば、何倍もの英文に触れることができるからです。
「聞こえる耳」を育てるには、日本の問題集ではなくて、洋書でリス二ングを練習することが大切なのです。