あ、聞こえてきた

私のところでは中学生もリスニングとスピーキングを毎回のレッスンで必ず練習します。英語は語学ですから普通の科目とは違います。

分かるだけではだめ、聞いて言わないことには絶対うまくならないからです。

ある中3生は塾に通いながらもうちに通い続けてくれます。理由は塾で英語を勉強する気にならないから。どうしてと聞くと、塾はいろんな教室で授業が行われているからCDをかけないからという。

そう、これはあり得ない。英語の勉強で音声がないというのは本当に致命的。たとえ中学の段階で点数をなんとかとったとしても高校でついていけなくなるでしょう。

2020年から大学入試に4技能試験がととり入れられることが決まったのはご存知のとおり。音のない勉強なんかしていては到底太刀打ちできません。

リスニングといっても、さぁ聞きなさいといったところでできるようにはなりません。ポイントを押さえた聞き方の練習を繰り返すことで、英語が聞けるようになり、リスニング問題が怖くなくなり、英文の理解度もぐっと高まります。

小学校6年からうちにきてくれてる彼女。少し遅いスタートなので、リスニングがが苦手だったのですが、最近「あ、聞こえてきた」と言ってくれるようになりました。

聞くは英語力の基礎。何よりも一番大切な力なのです。聞き取れればわかるのです。