1文で4回学ぶ
英語の勉強はいたってシンプルです。まず英文を聞く。聞いたら英文を目で見て意味と文法を確認。そして音読。音読したら英文を見ないで書き出す。つまり、たった1文の英文でも「聞く、読む、話す、書く」と4回学ぶことができるのです。本当にいたってシンプルで、何の秘訣もありません。
英語はまず受け身の勉強であるインプットが必要です。いくら「話す、書く」が大事といわれても、自分の中に何もなければ、何にも出せないのです。適切な例かどうかわかりませんが、「お金」のようなものです。払え、払えと言われても、持ち合わせがなければどうしようもないのです。
ただ、決して、受け身のままの勉強で終わらせてはいけません。アウトプットを視野にいれてインプットをするというのが正しい表現でしょうか。それには何よりも音読が大事。英文をなめらかに読める能力は本当に本当に重要です。小学校の間は、是非ともたくさんたくさん聞いてたくさん音読するべきです。単語だけ覚えたり、なんとなく会話表現だけをつまみ食いのように知っていたとしても、その後の役にはあまりたたないものなのです。