Cool Boy
先日、成人クラスの生徒の方々をランチをご一緒したところ、私より幾分年上の方から「合ハイ」という表現を教えていただきました。私にはまったく何のことかわからなかったのですが、答えは「合同ハイキング」。「女性がお弁当を作って、男女のグループでハイキングに出かけること」なんだそうです。きっと、彼女の世代の青春のひとコマだったのでしょう。私たちの時代は「合コン」でした。今の大学生も「合コン」ってまだ使うのかしら?それとも死語になったのでしょうか?言葉には流行りすたりがありますから、現役の大学生に聞いてみないことには、まったくわかりません。
で、私が所属しているNPOの勉強会で出会うこの米国人男性。歳の頃は30手前くらいでしょうか?ご本人は気づいていないでしょうが、口癖が「cool」なのです。もちろん、「涼しい」とか「カッコいい」という意味ではなく、その場に身を置いて初めてわかることなのですが、「よかった」、「わかりました」、「了解」という意味で使っているようです。
例えば、プレゼンターの発表の後、彼が質問し、プレゼンターがそれに答えると、彼はそれに対し"Cool"と発言するのです。「了解しました、わかりました」ということです。また例えば私が、「今日のワークショップは楽しかったよ」と言ったとすると、彼は"Cool" 「よかった」と答えるのです。おもしろいことに、同じ米国人でも、60代男性になると、私の知る限り、おそらく一人もこのようなcool の使い方はしていないと思います。語彙や用法が世代によって異なるのは、きっと、英語も日本語も同じなのでしょう。
そこで、私が彼につけたニックネームはCool Boy。もちろん、見た目も中身もcool な人なのですが、これは私だけが心密につけたニックネームで、私が一人で「うけて」いるのです。なかなかうまいでしょ。どなたか、座布団1枚くださいね!(^^)!