リスニング力を鍛える

中学3年生のT君は、いわゆる学習塾に通いながらオンラインでスピーキングとライティングのクラスをとってくれています。

日ごろの訓練の成果か準2級には特に苦労することなく合格。ここで2級にすぐに進むと学習のバランスが崩れるので、しっかりリスニング力を鍛えることにしました。

リスニング教科に使う教材は絶対に洋書。Compass Publishing のListening Success やabax のTop-UP Listening から中学生の彼に適した題材のものを聞きます。昨日のレッスンでは、school uniform がについての意見を中学生が話している内容を聞きました。洋書なので会話のスピードや語彙が本当に自然です。いわゆる日本の問題集のリスニング教材は簡単すぎて本当のリスニング力はほととんどつきません。しかし、それと同時に日本人向けに開発された本「機関銃英語が聞き取れる」も使用します。日本人は日本語の聞き方をしてしまいますが、英語は音節という音の塊ごとに聞くことがコツ。それがわからないと、本当に針の穴から大海を覗くような苦労をしてしまいます。

本当のリスニング力をつけてから、日本の出版社の問題集や入試問題のリスニング問題をやると、本当にゆっくりと本当に簡単に聞こえるのです。