4技能揃えるということ

あけましておめでとうございます。
専門学校、大学、某進学校、企業派遣の仕事などで忙殺され、なかなかブログ更新できなかったのですが、今年こそ心を入れ替えてもう少し頑張ります。たぶん。

大学入試にスピーキングが導入されることになり、英検4,5級にもスピーキングテスト、英検準1級にはメールライティングと、読む、書く、聞く、話すの4技能テストがいよいよ現実化してきました。

4技能揃えるというのは、当たり前のことです。読む、書く、聞く、話すの中で、たとえある程度の得意、不得意はあったとしても、何か1つ大きく能力が落ちる所があると、事実上その言語は「使い物」にならないからです。読めるけど、発音が大きく劣ったりリスニングができないと、まず電話に出れません。また逆に、ちょっと聞くと発音もきれいだしちゃんと話しているように聞こえたとしても、「しっかり読めてない」のではメールの主旨を理解して人に伝言できません。ちょっとした会話ができているように聞こえたとしても、「読めない、書けない」というのは社会人として致命的ですし、結局、話す内容もきわめて限定されてしまいます。

ですから、小学生でも中学生でも、常に4技能を意識して勉強させる必要があると思います。文法を教えながらも発音に注意し、英文を聞き、書きだし、習ったことを応用して自分のことを英語で発言し、それを文字にする。楽しいだけではすまない厳しい現実があります。

週一回の短いレッスンの中で、これだけのことをするのは難しいのですが、目指すところを常に意識して指導していきたいと思います。でもまずは、小中学生はたくさん聞いて、たくさん音読が何より大切です。語学では音になれることが何よりも大切だからです。