高校英語への準備
今日から3日間、春休みの間に新高校生のための準備講座を開きます。受験が終わった中3生がのんびり春休みを楽しんで、新しい学校が始まって、ゴールデンウィークになって、え、もう中間試験というときになって慌てふためくというパターンがあまりにも多いので、これからどのように勉強すべきかも踏まえて、3日間だけですが、高校英語への準備講座と銘打って、レッスンを開くことにしました。
3日間のメニューは、次のとおり。
「文の構造を知る。動詞に強くなろう」 英語の理解のカギは動詞の理解ですから、5文型を学びながら動詞の運用に強くなることが狙いです。例えば中学英語ではstay は「滞在する」と覚えておけばよかったのですが、stay は「とどまる」といった意味でから、stay calm だとかstay young などにも慣れてもらわなくてはなりません。ちょっと太ってしまった私は、stay away from sweets しています。動詞そのものの意味をしっかりとらえないと、英文はとらえきれません。
「発音とアクセント。音に強くなって語彙強化しよう」 単語はスペルと意味と発音を3セットで覚えなければ意味がありません。音がわからなければ聞き取れませんし、知らない単語は100回聞いても分かりません。正しい語彙強化がリスニング力向上につながることを実感してもらいます。中3の既習単語をどれだけただしく発音できるか、春休みの今確認してもらいます。うろ覚えでは通用しません。また、音のつながりや、弱化などにも触れて、日本語と英語の音の違いを学んでもらいます。
「速読トレーニングとリスニング」 読解も、リスニングも、作文力も会話力も、バラバラに存在しているわけではなく、すべてつながっています。英文は聞いてわからなければなりません。当たり前ですが、後ろから聞くことはできませんので、英文読解は頭から、つまり左から右に文節ごとに意味を理解していかなければなりません。文節を意識して頭から理解する、理解したうえで音読し、CDを聞いて、意味を聞き取れることを確認してもらいます。
今回が初めての試みなので、私も実に楽しみ。貴重な時間を割いて来てくれる新高校生のために、意義ある時間にしたいと、張り切っています!