笑えないのはちと困る

先日、英検3級合格した中2男子。文法の勉強はまぁまぁ好き、でも音読嫌い、発音練習大嫌い、英文はじっと見て考えるのがいいという生徒。今はそれでもいいけれど、せっかく英語を勉強するのだから、なんとか将来につながるように学んでほしいので、文法の勉強を一部自習にし、レッスンは音読と速読、リスニングを中心に行うようにしています。

で、読ませてみたのが、Oxford Universit Press のElementary Stories for Reproduction 2の笑い話。お母さんが5歳の女の子を学校に行かせるためにあらゆる準備をし、楽しいところだと言い聞かせ、送り出す。初日は心配で心配でたまらなかったけど、女の子は泣きもせず楽しく過ごして帰ってきた。やれやれとほっとして、2日目の朝、「学校いなかきゃ」って女の子に促すと、女の子は"School?  But I've been to school!" 「学校?学校なら、もう、行ったよ」って答えるというお話。最後のオチで、haha, haha, haha となるはずなんだけど。。。。。

うーん、笑ってない。文法的にはすべて既習箇所だし、単語も難しくはない。でも笑ってない。じゃ、今度はボーイフレンドからプレセントされたオウムを食べちゃったという、超ドンカンな女の子の話を、読ませてみようかな。どんどん読ませて、何とか笑いに近い反応があったら、合格として、次に進むとしましょう!